LEDビジョンは大型映像表示装置の一種であり、野球場をはじめとするスポーツ施設やコンサート会場などで広く使われています。今回は野球場の設備として、どのように進化してきたかを紹介しましょう。まずLEDビジョンの歴史は、1980年代に始まります。当時は、パネル状のLEDを使った小型のディスプレイが主流でした。
これらのディスプレイは一般的にスコアボードとして使用され、球場の出場選手や得点などを表示することができました。しかし画面が小さいため、選手の映像や詳細な情報を表示することはできなかったのです。次に登場したのは、ドットマトリクス方式のLEDディスプレイです。これはパネル状のLEDを組み合わせて、より大きな画面を作り出すものでした。
野球場でもより大きなスコアボードや、選手の映像を表示するためのビジョンが登場してきます。2000年代に入るとSMD方式のLEDが登場し、画面の解像度が大幅に向上しました。野球場のビジョンも、より高精細で大型化するようになったのです。これにより選手の映像やリプレイ映像を、より鮮明に表示することができるようになりました。
そして現在では野球場においても、高解像度のLEDビジョンが導入されています。これらのビジョンはスコアボードや選手の映像だけでなく、スポンサー広告やイベント告知などのコンテンツを表示することもできます。加えて野球場の中心部には、巨大なLEDビジョンを設置する例も増えています。このような進化により野球場ではより多彩な映像表現が可能になり、スポーツ観戦の魅力を高めることができました。
今後も、より高性能で大型のLEDビジョンが登場することが期待されます。LEDビジョンのことならこちら