ニューヨークのタイムズスクエアに掲げられた、鮮明な画像を映し出す大きなモニターを見たことがる人もいるのではないでしょうか。もしくは渋谷のスクランブル交差点の大型モニターを知っている人もいるかもしれません。これらのモニターはLEDビジョンと呼ばれるもので、デジタルサイネージの一種として利用されています。大型で鮮明な映像を再生できるLEDビジョンは、商品はもちろんのこと企業やイベントのアピールになくてはならない存在として普及が続いています。
デジタルサイネージの中でも特に大型で、屋内外問わずに設置できるのも特徴でしょう。小型のデジタルサイネージは遠方からその内容を確認することはできませんが、大型のLEDビジョンであれば遠くからでも内容を把握することができます。多くの場所に設置されているLEDビジョンの最大の特徴といえば、テレビやパソコンモニターの5倍以上とされる輝度の高さです。高輝度で明るい画面を作りあげ、昼間の太陽の下でも鮮明な映像を再生できるようになっています。
同じディスプレイであっても液晶ディスプレイなどは太陽光に弱く、日光の下だと映像の把握が難しくなりがちです。しかしLEDを使ったモニターであれば太陽光に負けることもなく、高い輝度で視認性を保つことができます。遠方のターゲットにもアピールしたい、昼間のスタジアムなどより多くの観客が見る状況を想定しているといった場合には、LEDビジョンの設置が有利でしょう。